望ましい行動を継続するコツ

人文科学

何かを成し遂げるには、そのための行動を継続する必要があります。

しかし、多くの人は初めの一歩が踏み出せなかったり、途中で行動を止めてしまったり。

では、目標達成するまで行動を継続するにはどうしたら良いのでのでしょうか?

それは、行動の誘因を使い分けることです。

望ましい行動を継続するには、その人の思考のタイプや置かれた状況によって誘因が異なります。

大きく分けると2つです。

一つは、その行動を行うと何が得られるかという「目的」が誘因となる場合。

つまり「なぜ、それをする必要があるのか?」が、明確かつ臨場感があると行動を起こしやすくなります。

例えば、「なぜ毎日ブログを更新するのか?」が明確ではない状態で、「毎日ブログを更新しなさい」と言われても、多くの人はブログを毎日更新できません。

そこで、「ブログを毎日更新すると検索順位が上がって、早ければ半年後には自動でモノが売れるようになり、寝ていてもお金が稼げるようになる」と明確になれば頑張りやすいでしょう。

では、「なぜやるのか?」さえ明確であれば行動できるのかというと、そんな時ばかりではありません。

例えば、難しいことや、不慣れなことや、初めてやることなどの場合、目的がわかっていても「何を?」したら良いかわかりません。

今まで、ブログを書いたことない人にしてみれば、「毎日ブログを更新すれば、早ければ半年後には不労所得が得られるのはわかったけど、毎日何を書いて良いのかわからない」という状態に陥ってしまえば、行動できません。

そんな時には、「何を?」という具体的な行動プロセスの理解が必要です。

例えば、「ブログを毎日更新するコツは、その日のニュースの中で一番気になる出来事を一つ選んで、それについて自分の意見を書くことです。」というように、具体的に「何を」やれば良いのかがわかると、行動しやすくなります。

では、「何を?」さえわかれば行動するかというと、逆に「何のために?」がわからなければ、行動ができません。

ですから、自分が行動したいことについて「何のために」やるのかと、具体的に「何を」やるのかを明確することが、望ましい行動を継続するコツになります。

これは自分が行動するためだけでなく、自分のクライアントや、スタッフなど、人を動かす時にも非常に有効です。

ぜひ、「なぜやるのか」「何をやるのか」を常に明確にしてください。

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