目標達成へのスタンス

人文科学

人間誰しも叶えたい願望があり、そのために多かれ少なかれ努力をしようとします。

では、成し遂げたいことがある時、どのようなスタンスで取り組めば成功率は上がるのでしょう。

多くの上手くいかないケースは、漠然とした目標のままとりあえず動き出すパターン。

例えば、「そろそろ痩せたいな」と目標を掲げ、「じゃあ、とりあえず食事の量に気をつけよう」と始めるわけです。

まぁ、このパターンで理想の体型になることはほぼないでしょう。

まず、第一に「痩せたい」という目標は抽象的で漠然としています。

「痩せる」と言っても、体重を何キロにしたいのか、体脂肪率は何%にしたいのか、どんな体型にしたのか、と具体的に目標を設定する必要があります。

そうじゃないと、無理なダイエットで体重は落ちたけど、筋肉量が減って体脂肪率が上がり、体重のわりにはブヨブヨした体型のままで、しかも筋肉が分解されて代謝が落ちたせいで前の食生活に戻すと、前以上に太ってしまうなんてことはよくあるダイエットの失敗ケースです。

一瞬だけ体重が落ちても、数カ月後にリバウンドしてもっとだらしない体型になってしまったのであれば、痩せた意味がないですよね。

ビジネスでも「もっと売上を上げる」だけで突っ走ると、売上は上がったけど経費も上がって、結果的に利益は減ってしまったり。

あるいは、無理な売り込みをして一時的に売上は上がったものの、その後クレームやキャンセルが発生し、中長期的には売上が上がりにくい体質になってしまったり。

一瞬の売上増大のために、会社の信用や中長期的な成長を捨てたのでは意味がないですよね。

ですから、ダイエットなら「痩せる」にはどうしたら良いかではなく、具体的な「理想の体型で居続ける」にはどうしたら良いかを考える必要があります。

ビジネスならば、「売上を上げる」ではなく「売上と利益を上げ続ける」ためにどうしたら良いかと考えるべきでしょう。

まず、具体的で期限付きの明確な目標が設定できたら、それを達成出来た時にどうなるかを明確にイメージすることが大切です。

そして、その状態が期日までに訪れることを信じてください。

ここまでがポジティブ思考の役目です。

そして、そのために「何をすべきか」と「それをやる上でどんな障害があるか」を書き出す必要があります。

ここでネガティブ思考を活用します。

全て、予想通りに上手くいくことなまずありません。

自分の能力の問題もそうですし、関係する相手の都合や、社会情勢など、様々な不確定な要素が絡み合ってきます。

ですから、全てが予想通りに上手くいく前提ではなく、あらゆることの障害を予想して、最悪な状態であっても対応できるように準備が必要です。

場合によっては、目標を修正する必要も出てきます。

人生の時間は限られていますので、障害が発生したら対応できないような無謀な目標に向けて動き出し失敗するくらいなら、しっかりと障害に対応すれば達成できる目標に変えることで、時間を無駄にせずに済みます。

ですから、ポジティブ思考がアクセルだとしたら、ネガティブ思考というブレーキやバックミラーや給油ランプなど、障害を察知する機能の必要ということです。

将来の目標達成にはポジティブ思考で、目先の行動にはネガティブ思考で、バランスを取りながら進んでいきましょう。

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