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ビジネスにおけるブランドの定義

「ブランド」と聞いて何をイメージしますか?

一般的には「ブランド品」などのルイ・ヴィトンやエルメスなどの高級ブランドをイメージする人も多いかもしれません。

よく使われる言葉にも関わらず、ブランドの定義を明確に言語化できる人は少ないでしょう。

では、「ブランド」とは?

ブランドとして認知されるには2つのポイントがあります。

1つ目は、

識別される記号を持つこと

ロゴやキャラクターや音楽・音声や商標や商品名など、
それを見たり、聞いたり、触れたりした時すぐに

「あっ、◯◯(ブランド名)はだ!」

と認識してもらえる状態にある必要があります。

2つ目は、

価値を知覚してもらること

1つ目の識別される記号に触れた時に、
同時にそのサービスや商品の価値がすぐに想起できる状態。

例えば、コカコーラのマークを見た時、
すぐにシュワッとした炭酸の爽快感や、
コカコーラ独特の味が想像できて、
それを飲んだ時の感覚も思い出されるはずです。

同じ炭酸飲料でも
モンスターエナジーを知らない人は
モンスターエナジーのロゴを見ても炭酸飲料かどうかもわかりませんし、
もちろんどんな味がするかも想像できません。

ですから、

「ちょっと、シュワッとした甘いジュースが飲みたいな」

となった時に、
自動販売機にコカコーラとモンスターエナジーのロゴが目に入ったら
ブランド力のあるコカコーラを無条件に買ってしまう人がほとんどでしょう。

実際に飲んでみたらモンスターエナジーの方が
その人の好みかもしれませんが、
飲む以前の商品の選択の時点でブランドが力を発揮するわけです。

また、
ブランドについてよくある誤解が3あります。

1つ目は、

高級品にのみ成立する

というのがあります。

確かに「ブランド品」という言葉だと
「高級品」のことを表すことが多いですが、
高級であることは様々な価値の中の1つに過ぎません。

例えば「ユニクロ」のロゴを見れば、
安くてシンプルで品質の良い衣料が手に入ることがすぐにイメージできます。

この場合「ユニクロ」は高級品ではありませんが
「安くて質の良い服」という価値でブランドが成り立っているわけです。

2つ目の誤解として

テレビCMや新聞などの広告が必要

というものもあります。

実際にいわゆるマス広告(幅広い層への一斉広告)を出さなくても
ブランドを確立しているサービスや商品もあります。

例えばシアトル系コーヒーショップとしてブランドを確立している
「スターバックスコーヒー」は上場した時にたった一度だけ新聞広告を載せましたが
それ以外は一切マス広告を使っていません。

それでもブランドをしっかり確立できています。

3つ目の誤解は、

会社名やロゴを変える必要がある

もちろん変えたほうが良い場合もありますが、
社名やロゴを変えることがブランディングの本質ではありません。

的確なブランド戦略を行わなければ
社名やロゴを変えてもブランドは確立できません。

逆に社名やロゴを変えなくても
消費者にブランドとして浸透させることは可能です。

次の記事では、
どのようにしてブランディングしていくのか
ブランド戦略の話に入っていきます。

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